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担当者の自動割当機能(ラウンドロビン)とは何ですか?割当リスト機能の使い方(高度なラウンドロビン)

今日アップデートされました

概要

担当者の自動割り当て(ラウンドロビン)とは、予約日の抽出条件をメンバー内のいずれか1人が参加できる日程にしている際に、自動で担当者を割当することができる機能です。

割当リスト機能を使うと、チームでの予約受付時に、複雑な条件に基づいて自動的に担当者を割り当てられます。従来のラウンドロビン機能を大幅に拡張し、柔軟な条件設定と時間制限管理が可能になりました。

※既存の担当者自動割当ではご利用できません。割当リストは新規設定する場合にご利用が可能となります。

主な特長

1. AND/OR条件の組み合わせ

複数のメンバーを「かつ (AND)」と「または (OR)」で組み合わせた条件を設定できます。

利用例:

  • Aさん かつ Bさん かつ (Cさん または Dさん または Eさん) → Aさん・Bさんは必須、C~Eさんのうち1名が参加可能な予約枠

2. 時間制限管理

割当リストごとの予約受付時間に上限を設定できます。

設定可能な期間:

  • 日次制限: 1日あたりの最大予約受付時間

  • 週次制限: 1週間あたりの最大予約受付時間

  • 月次制限: 1ヶ月あたりの最大予約受付時間

上限に達した割当リストのメンバーは、自動的に割り当て対象から除外されます。

3. 3つの割り当て方式

  • 均等配分 すべてのメンバーにできるだけ均等に予約を割り当てます。最も予約が少ないメンバーが優先的に選ばれます。

  • 優先度配分 設定した優先度の高いメンバーから順に予約を割り当てます。優先度の高いメンバーの予約枠が埋まったら、次の優先度のメンバーが選ばれます。

  • 順繰り配分 登録順にメンバーを順番に割り当てます。前回割り当てられたメンバーの次のメンバーが選ばれます。

設定方法

1. 予約ページの編集画面を開く

ダッシュボードから該当の予約ページを選択し、「参加メンバー」タブを開きます。

2. 割当リストに設定したいメンバーを選択する

割当リストに設定したいメンバーを選択し、「保存」ボタンをクリックします。


3. 担当者自動割当(ラウンドロビン)を有効にする

予約を可能にする条件に「割当リストのいずれかが参加できる日程」を選択し、担当者自動割当(ラウンドロビン)を有効にします。

4. 割当ルールを作成する

「割当リスト」セクションで「追加する」ボタンをクリックします。

5. 条件を設定する

参加するメンバーのAND/OR条件、割当リストの割当回数の上限を設定します。

割当リスト:メンバーの選択と条件設定

  1. メンバーを選択

    • ドロップダウンから参加させるメンバーを選択します

  2. OR条件の追加

    • OR条件では、条件グループからいずれか1名が予約の担当者に選ばれます

    • 同じ条件グループ内で「または」ボタンをクリックすると、OR条件でメンバーを追加できます


      以下の画像のように設定した場合には、「Suzuki Ken」 「Takahashi Ryu」 「H.Lisa」のいずれか1名が予約の担当者に割当られます。

      割当条件:「Suzuki Ken」または 「Takahashi Ryu」または 「H.Lisa」

  3. AND条件の追加

    • AND条件では、すべての条件グループからそれぞれ1名ずつ 予約の担当者として割当られます

    • 「追加する (And条件)」ボタンをクリックすると、新しい条件グループが追加されます

      以下の画像のように設定した場合には、「Suzuki Ken」 「Takahashi Ryu」 「H.Lisa」が同時に予約の担当者として割当られます。

      割当条件:「Suzuki Ken」かつ 「Takahashi Ryu」かつ 「H.Lisa」

割当回数の上限を設定する

各割当リストに対して、全体の予約受付時間の上限を設定できます。


また、複数の割当回数の上限を同時に設定できます。
ex)1日あたりの上限を「180分」、1週間当たりの上限を「1200分」に設定など

  1. 「割当回数の上限」セクションで「追加」ボタンをクリックする

  2. 期間(1日あたり / 1週あたり / 1ヶ月あたりのいずれか)を選択する


  3. 上限時間(分)を入力します。
    入力後、「保存」ボタンをクリックすることで設定した割当上限が適用されます。

割当リストの優先度を設定する(複数ルール使用時)

複数の割当リストを作成した場合、各リストの優先度を設定できます。

  • 優先度が高いリストから順に評価され、予約の担当者に割当されます

  • 上位のリストで割り当て可能なメンバーがいない場合、または上位のリストで設定した割当上限時間に達している場合に、次の優先度のルールが使用されます

割当リストの優先度の設定方法

1. 担当者自動割当の割当方式で「優先度を指定して割当」を選択します。


2. 割当リストの優先度を4段階から指定します

3. 「保存」ボタンをクリックして設定を完了します。

実用的な使用例

例1: プライマリとバックアップ担当者

設定:

  • ルール1(優先度: 高): Suzuki Kenさん または Takahashi Ryuさん(日次上限: 120分)

  • ルール2(優先度: 低): H.Lisaさん または Naoto Satoさん(制限なし)

動作: Suzuki KenさんまたはTakahashi Ryuさんに予約を割り当て、両者が上限に達した場合のみH.LisaさんまたはNaoto Satoさんが対応します。

例2: 複数部門の協力体制

設定:

  • 条件1: Suzuki Kenさん(営業部)または Takahashi Ryuさん(営業部)

  • かつ 条件2: H.Lisaさん(技術部)または Naoto Satoさん(技術部)または Megu Tanakaさん(技術部)

動作: 営業部から1名、技術部から1名、合計2名が必ず予約に参加します。

例3: チームリーダーの過度な負荷を防ぐ

設定:

  • 条件1: Suzuki Kenさん(リーダー、月次上限: 1000分)または Takahashi Ryuさん(日次上限: 120分)または H.Lisaさん(日次上限: 120分)

動作: 均等配分でメンバー全員に予約を分散し、各メンバーの上限を超えないように自動調整します。

よくある質問

Q: 上限に達したメンバーはどうなりますか?

A: 上限に達したメンバーは自動的に割り当て対象から除外されます。すべてのメンバーが上限に達した場合、その時間帯は予約不可となります。

Q: 複数のルールがある場合、どのように選ばれますか?

A: 優先度の高いルールから順に評価されます。上位のルールで割り当て可能なメンバーがいない場合(全員が上限に達しているなど)、次の優先度のルールが使用されます。

Q: 既存の予約にも影響しますか?

A: いいえ、割当ルールは新規の予約にのみ適用されます。既存の予約には影響しません。

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この機能により、大規模なチームや複雑な組織体制でも、効率的に予約を管理できるようになります。ご不明な点がございましたら、お気軽にサポートまでお問い合わせください。

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