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外部フォームのインポートとは

自社サイトや HubSpot、Salesforce のフォームをそのまま使いながら、送信内容に応じて日程調整ページへ誘導する機能の概要と設定の流れ、設定前の注意点をご説明します。

この記事でわかること

  • 外部フォームのインポートでできること

  • 対応しているフォームと、ご利用の条件

  • 設定の流れと、設定前に必ずご確認いただきたい注意点


外部フォームのインポートとは

自社サイトや HubSpot、Salesforce などですでに運用しているお問い合わせフォームを Jicoo のフォームに差し替えることなく、送信された内容に応じて日程調整ページを表示したり、指定した URL へ遷移させたりできる機能です。

たとえば「お問い合わせの内容」で「購入を検討している」が選ばれた送信だけ、送信直後に商談用の予約ページを表示する、といった導線が作れます。フォームを差し替える必要がないため、既存のお問い合わせフォームをそのままお使いいただきながら、商談化までの時間を短縮できます。

ご利用開始までの流れ

お使いのフォームはそのままに、次の 5 つのステップで日程調整までつながります。フォームを作り直したり、サイトのデザインを変更したりする必要はありません。

  1. お申し込み
    Business プラン以上でご利用いただけます。ご利用開始にあたっては事前にご相談ください(詳しくは「ご利用の条件」をご覧ください)。

  2. フォームの読み込み
    連携したいフォームの URL を入力すると、Jicoo がそのページを読み取り、フォームの入力項目を自動で取り込みます。取り込めなかった項目は手動で追加できます。

  3. 取り込み条件の設定(項目のマッピング)
    取り込んだ項目それぞれに、お使いのフォームのどの入力欄と対応するかを name / id 属性で指定します。ここが、Jicoo が送信内容を受け取るための紐づけになります。

  4. ルーティングの設定
    「この回答のときはこの予約ページ」という条件と遷移先を設定します。あわせて、Jicoo の処理をフォーム送信時に行うか、サンクスページ到達後に行うかを選びます。

  5. 埋め込みコードの設置
    発行された数行のコードを、フォームが表示されているページに貼り付けます。設置が完了した時点でルーティングが動きはじめます。

最後に、実際にテスト送信して日程調整画面が開くことをご確認ください。設定が正しくない場合でもフォームの送信自体は成功してしまい、画面上はエラーが表示されないため、公開前のテスト送信を必ずお願いしています。

※日程調整の入力欄に、氏名・メールアドレス以外の項目(会社名など)も引き継ぎたい場合は、「フォーム項目の紐づけ」であとから追加で設定できます。

ご利用前に必ずご確認ください:実行タイミングによる違い

ルーティングの「実行タイミング」の設定によって、フォーム本来の送信処理の扱いが変わります

  • フォーム送信時に実行(初期設定)… 入力内容を Jicoo に送信し、そのまま予約ページの表示や指定した URL へのリダイレクトを行います。このとき、フォーム本来の送信処理は行われません。フォームの送信先で行っている通知や CRM への登録、自社サンクスページへの遷移、およびサンクスページの表示をきっかけにしたアクセス解析・広告のコンバージョン計測は動作しません。

  • サンクスページ到達後に実行 … フォーム本来の送信を先に完了させてから、Jicoo のルーティングを実行します。既存の通知・CRM 連携・サンクスページでの計測をそのまま残したい場合は、こちらをお選びください。

なお、どの条件にも一致せず「ルーティングしない」となった送信や、Jicoo との通信に失敗した送信では、フォーム本来の送信がそのまま行われます。Jicoo との連携が動作しない場合でも、お問い合わせ自体が届かなくなることはありません。

HubSpot のフォームをご利用の場合は、HubSpot 側の送信が完了したあとに Jicoo のルーティングが動作するため、実行タイミングの設定にかかわらず HubSpot への登録は維持されます。

主なご利用例

  • 問い合わせフォームの送信直後に、営業担当の日程調整ページを表示する

  • 回答内容(問い合わせ種別・従業員規模など)に応じて、担当チームごとの予約ページへ振り分ける

  • 資料請求など予約が不要な回答は、これまで通りサンクスページへ遷移させる

  • フォームに入力済みの氏名・メールアドレスを、日程調整の入力欄へ自動で引き継ぐ(項目の種類が「名前」「メールアドレス」になっている必要があります。会社名やそのほかの項目は「フォーム項目の紐づけ」で対応づけると引き継げます)


対応しているフォーム

管理画面の「他サービスからのインポート」では、次の 3 つから選びます。

  • カスタムフォーム
    自社サイトで公開しているフォーム、および下記以外のフォームサービス。フォームの URL を読み込んで項目を取り込みます。事前の連携接続は不要です。

  • HubSpot
    HubSpot で公開中のフォーム。HubSpot が公式に用意している「送信完了」の通知を受け取って日程調整画面を表示する、専用の埋め込みコードを発行します。事前の連携接続は不要です。対応しているのは HubSpot の新しい形式の埋め込みコード(フォームがページ内にそのまま表示されるタイプ)です。hbspt.forms.create から始まる従来の形式をお使いの場合は送信を検知できないことがありますので、本番公開前に必ずテスト送信でご確認ください。

  • Salesforce
    Salesforce / Account Engagement(旧 Pardot)で公開中のフォーム。Pardot 側の入力チェックをそのまま活かして送信を中継します。ご利用の前に、連携一覧から「Salesforceフォーム」の連携を接続してください。CRM 向けの「Salesforce」連携とは別の連携のため、そちらを接続済みの場合でも、あらためて「Salesforceフォーム」の接続が必要です。接続はチームの管理者のみが行えます。また、接続した Salesforce 組織で Account Engagement(Pardot)がご利用いただける状態になっている必要があります。設定手順や埋め込み方法は本記事とは異なりますので、詳しくはSalesforce Account Engagement(旧Pardot)フォーム連携についてをご覧ください。

ルーティングが動作しないフォーム

Google フォーム・Typeform・Tally・Microsoft Forms・Tayori など、別ドメインの枠(iframe)でフォームを表示するサービスは、ブラウザのセキュリティ制約により送信を検知できません。「カスタムフォーム」として取り込んでも、ルーティングは動作しません。

この制約に対応した専用の連携をご用意しているのは HubSpot と Salesforce(Account Engagement)です。これらのサービスをお使いの場合は、作成時に「カスタムフォーム」ではなく「HubSpot」「Salesforce」をお選びください。

上記以外のフォームサービス(formmailer / Jotform / SELECTTYPE / Fillout / Paperform / heyflow など)は動作確認が取れていません。いずれの場合も、本番公開前にテスト送信で日程調整画面が開くことをご確認ください。


ご利用の条件

  • Business プラン以上でご利用いただけます。以前の料金プランをご契約中のチームは、Individual プラン(無料)以外であればプラン名にかかわらずご利用いただけます。ご契約中のプラン名は、管理画面の「お支払い」から「ご契約内容」でご確認いただけます。

  • 外部フォームの作成は、チーム内の権限が「オーナー」「管理者」「メンバー」の方が行えます。「制限ユーザー」の権限、および外部接続メンバーでは作成できません。

  • ご利用開始にあたっては、事前にご相談ください。ご利用形態やフォーム件数に応じて、個別にお見積もりいたします。

管理画面の「ルーティング」を開き、「フォームを追加」(フォームがまだ 1 つもない場合は「フォームを作成する」)から「他サービスからインポート」の「作成する」を選ぶと、ご案内が表示されます。案内内の「お問い合わせ」ボタンから、そのままチャットでご相談いただけます。

※プランを条件に満たないものへ変更された場合、作成済みの外部フォームは残りますが、ルーティングはご利用いただけなくなり、フォーム一覧に警告が表示されます。


設定の流れ(カスタムフォーム / HubSpot の場合)

設定は 3 つのステップで進みます。

1. フォーム項目

連携したいフォームの URL を入力して「読み込む」を押すと、Jicoo が公開ページを読み取り、フォーム項目の候補を自動で反映します。

  • 取り込めなかった項目は「項目を追加する」から手動で追加できます。詳しくは外部フォーム連携で項目を手動で追加するをご覧ください。

  • 項目ごとに「データの取り込み条件」として、元のフォームの name または id 属性とその値を設定します。ここが、Jicoo が値を受け取るための紐づけになります。

  • 「読み込む」を実行すると、解析結果で項目定義が上書きされます。手動で追加・編集した項目がある状態で読み込み直すと失われますのでご注意ください。

  • ここで保存した URL は連携元として登録され、フォームの送信を受け付ける範囲の判定にも使われます。判定に使われるのは「https:// などの表記+ホスト名(ポート番号を付けている場合はその番号まで)」までで、それより後ろのページのパスは見ていません。埋め込みコードを設置するページを実際にブラウザで開き、アドレスバーに表示されているとおりの表記で保存してください。

2. ルーティング

送信内容に応じたアクションを設定します。

  • 実行タイミング
    「フォーム送信時に実行」または「サンクスページ到達後に実行」を選びます(違いは記事の冒頭をご覧ください)。HubSpot 連携の場合、この設定欄は表示されますが使用されず、常に HubSpot の送信完了後にルーティングが実行されます。

  • 条件指定ルート
    フォーム項目の回答が条件に一致したときの遷移先を設定します。

  • 上記に当てはまらない場合
    どの条件にも一致しなかったときの動作を設定します。

遷移先は「予約ページ」「外部URLリダイレクト」「ルーティングしない」の 3 つから選べます。

  • 予約ページ
    Jicoo の予約ページを表示します。この場合のみ「表示方法」の項目が表示され、予約ページへ画面を切り替える「リダイレクト」と、お使いのフォームの画面に重ねて開く「ポップアップ」のどちらかを指定できます。

  • 外部URLリダイレクト
    指定した URL のページへ移動します。

  • ルーティングしない
    Jicoo 側では画面の切り替えを行いません。お使いのフォームの完了画面がそのまま表示されます。

※ルートを追加した直後の遷移先は「ルーティングしない」が選ばれています。設定を変更しないと送信後に何も起こりませんので、必ず遷移先をお選びください。

3. 埋め込みコード

発行されたコードを、フォームが表示されているページに貼り付けます。「サンクスページ到達後に実行」を選んだ場合は、サンクスページにも同じコードを設置してください(HubSpot 連携ではフォームのページのみで完結します)。設置が完了すると、ルーティング設定が有効になります。

※埋め込みコードは、管理画面に表示されたものを書き換えずにそのままコピーしてご利用ください。アドレスの一部を手で入力し直したり短く書き換えたりすると、フォーム送信時のやり取りが失敗し、日程調整の画面が開かなくなります。


作成後にできること

作成した外部フォームは「ルーティング」の「外部フォーム」タブに並びます。編集画面では次の設定を変更できます。

  • 基本設定
    フォーム一覧に表示する管理用タイトル(外部サイトには表示されません)

  • フォーム項目
    項目定義とフォーム URL の変更

  • ルーティング
    条件と遷移先の変更

  • フォーム項目の紐づけ
    予約ページの入力欄に、外部フォームの入力値を引き継ぐ設定(任意)。氏名・メールアドレス以外の項目を引き継ぎたい場合に設定します。予約ページ側の必須項目が埋まらない設定にすると、予約は作成されません。

  • 埋め込み用コード
    設置コードの再取得。「フォーム項目」でフォーム URL を保存するまで発行できません。

フォームの有効・無効の切り替え、削除、埋め込みコードの再取得は、「外部フォーム」タブの一覧で各フォームの右側にあるメニューからも行えます。

送信内容の確認方法

送信された内容は、Jicoo 側にフォームの回答として記録されます。記録されるのは、「フォーム項目」で登録し、「データの取り込み条件」に一致した項目のみです。お使いのフォームに入力欄があっても、Jicoo 側で項目を登録していない場合や、指定した name / id に一致する入力欄が見つからない場合は記録されません。

新しい回答が届いたときは、Jicoo の画面に表示されるお知らせ、モバイルアプリのプッシュ通知、Slack 連携をご利用の場合は Slack への通知が届きます。それぞれの通知に回答内容へのリンクが付いていますので、そこから内容をご確認ください。回答の件数は「ルーティング」の「分析」タブでもご確認いただけます。

※外部フォームでは、Jicoo のフォームと異なり、回答時の通知メール(ホスト宛・回答された方宛のいずれも)は送信されません。

※「サンクスページ到達後に実行」を選んでいる場合、回答が記録されるのはサンクスページが読み込まれた時点です。


設定前に知っておきたいこと

Jicoo 側のフォームが「有効」になっている必要があります

無効にしている間は、サイトに設置した埋め込みコードが設定を読み込めず、回答の送信も受け付けません。お客様のサイトでフォームを公開しているかどうかとは別の設定です。

埋め込みコードは、保存したフォーム URL と先頭部分が完全に一致するページに設置してください

判定に使われるのは「https:// などの表記+ホスト名(ポート番号を付けている場合はその番号まで)」です。次のような違いがあると、別のサイトからのアクセスとして扱われます。

  • httpshttp の違い

  • www の有無(例: https://example.com で保存した場合、https://www.example.com では動作しません)

  • サブドメインの違い(例: https://example.comhttps://form.example.com

  • ポート番号の違い

一致していない場合、Jicoo へのデータ送信だけがブロックされ、振り分けと回答の記録が行われません。フォーム自体の送信はこれまでどおり動作し、入力内容はお客様のもとへ届くため、画面上はエラーが表示されません。設置後は必ず実際に送信して、日程調整画面が開くことをご確認ください。

※登録できるフォーム URL は 1 つのみです。ステージング環境と本番環境、あるいは複数のドメインで同じ埋め込みコードを使い回すことはできませんので、環境・サイトごとに外部フォームを作成してください。

「サンクスページ到達後に実行」を選ぶ場合、サンクスページはフォームのページと同じサイトである必要があります

https / http の別、www の有無、サブドメインまで含めて一致している必要があります。フォーム作成サービスがあらかじめ用意している完了ページ(お客様のサイトとは別のドメインにあるページ)にコードを設置しても動作しません。この場合は、フォーム作成サービス側で送信後の遷移先をお客様のサイト内のサンクスページに変更したうえで、そのページにコードを設置してください。

※フォーム送信後に、同じタブでサンクスページへ移動する動きが前提です。

自社サイトの HTML フォームと formrun では、「フォーム送信時 × ポップアップ表示」の組み合わせのみ動作しません

ポップアップをご利用の場合は「サンクスページ到達後に実行」をお選びください。また、ボタンと JavaScript で独自に送信しているフォームでは、送信そのものを検知できず、いずれの組み合わせでも動作しません。

埋め込みコードは、設置したページの中で最初に現れるフォームを対象にします

検索ボックスやメールマガジン登録フォームなど、別のフォームがページの先頭側にある場合は、意図しないフォームが対象になることがあります。この場合はサポートまでご相談ください。


うまく動かないときは

  1. 埋め込みコードが、フォームの表示されているページに設置されているか確認する

  2. 保存したフォーム URL と、実際に設置したページの URL を、https / http の別と www の有無まで含めて見比べる

  3. 「データの取り込み条件」が、実際のフォームの name / id と一致しているか確認する

  4. 「サンクスページ到達後に実行」の場合、サンクスページにもコードが設置されているか、フォームのページと同じサイトかを確認する

  5. Jicoo 側のフォームが「有効」になっているか確認する

  6. テスト送信して、設定した遷移先(予約ページの表示など)が実際に動作するか確認する

  7. 動作しない場合は、ブラウザの開発者ツールを開き、コンソールに [Jicoo] から始まるエラーが出ていないか確認する

※自社サイトに Content-Security-Policy を設定している場合や、ブラウザの広告ブロック機能が有効な場合は、Jicoo のスクリプト読み込みや通信がブロックされることがあります。

解決しない場合は、次の情報を添えて Jicoo サポート までお気軽にお問い合わせください。

  • 対象のフォーム URL と、実際に埋め込みコードを設置したページの URL

  • 設定している「実行タイミング」と「遷移先」

  • テスト送信を行った日時

  • ブラウザのコンソールに表示されている [Jicoo] のエラー文言


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