よくあるエラーと対処法
1. reCAPTCHAトークン検証エラー
症状:
予約やフォーム送信時に「reCAPTCHAエラー」というメッセージが表示される
送信が完了しないい
考えられる原因:
reCAPTCHAスクリプトの読み込みに失敗
ネットワーク接続の問題
ブラウザの設定(Cookieブロックなど)
対処法:
ページを再読み込み
別のブラウザで試す
プライベートブラウジングモードをオフにする
ネットワーク接続を確認
2. スクリプト読み込みエラー
症状:
コンソールに「Recaptcha script is not loaded」などのエラーが表示される
reCAPTCHA機能が動作しない
考えられる原因:
インターネット接続の問題
Googleのサーバーへのアクセスがブロックされている
ブラウザの拡張機能による干渉
対処法:
ネットワーク接続を確認
ブラウザの拡張機能を一時的に無効化
DNSキャッシュをクリア
3. スコア評価エラー
症状:
正当なユーザーがスパムとして処理される
または、明らかなスパムが通過してしまう
考えられる原因:
スコアレベルの設定が不適切
reCAPTCHAの誤判定
対処法:
スコアレベルを調整(厳しすぎる場合は下げ、緩すぎる場合は上げる)
フィルタータイプを変更( 「不正アクセスとして扱う」から「スパムとして扱う」に変更するなど)
予約ページとフォームでの動作確認方法
reCAPTCHA設定が正しく機能しているか確認するには、以下の方法が有効です
テスト予約/フォーム送信:
実際に予約やフォーム送信を行い、正常に処理されることを確認
異なるデバイスやブラウザでテスト
スパムフィルターのテスト(開発者向け):
開発環境では、デバッグスコアを使用して特定のスコアでのテストが可能
recaptchaScoreパラメータを使用して、異なるスコア値での動作を確認
ロギングの確認:
AmplitudeアナリティクスでreCAPTCHAイベントを確認
スコア分布や拒否率を分析
高度な活用シナリオ
1. 段階的なセキュリティ設定
複数の予約ページやフォームがある場合、重要度に応じて異なるセキュリティレベルを設定できます:
高セキュリティ(機密情報を扱うフォーム):
スコアレベル:0.7〜0.9
フィルタータイプ:不正アクセスとして扱う
標準セキュリティ(一般的な予約):
スコアレベル:0.5
フィルタータイプ:スパムとして扱う
低セキュリティ(一般的な問い合わせ):
スコアレベル:0.3
フィルタータイプ:スパムとして扱う
2. スパム分析と対策強化
スパムとして処理された送信内容を定期的に分析することで、パターンを特定し、対策を強化できます:
特定のIPアドレスからの不正アクセスが多い場合、IPブロックを検討
特定の時間帯にスパムが集中する場合、その時間帯のみセキュリティレベルを上げる
よくある質問と回答
Q: reCAPTCHA連携を有効にすると、正当なユーザーの予約に影響しますか?
A: 推奨設定(スコアレベル0.5)では、ほとんどの正当なユーザーに影響はありません。ただし、スコアレベルを高く設定すると、一部の正当なユーザーがスパムと誤判定される可能性があります。
Q: reCAPTCHAロゴを非表示にしても問題ありませんか?
A: 機能的には問題ございませんが、Googleの利用規約に従い、プライバシーポリシーなどでreCAPTCHAを使用していることをユーザーに通知することをお勧めします。
Q: reCAPTCHAの設定変更はいつ反映されますか?
A: 設定変更は即時に反映されます。変更後、新しい予約やフォームの回答に対して新しい設定が適用されます。